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QOL(Quality of Life)の向上を目指して、物理的あるいは機械的刺激に対する生体反応の解明から、マイクロ・ナノテクノロジ−などを活用した医用デバイスの開発、さらにその臨床評価までの総合的な研究に取り組んでいます。
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当センターには次の教員が所属しています。
センター長 |
教授(併任):宮田 寛 教授(兼任):古屋泰文 教授(兼任):稲村隆夫 教授(兼任):福田 真 教授(兼任):牧野英司 教授(兼任):小野俊郎 准教授(兼任):笹川和彦 |
准教授(兼任):柳岡英樹 准教授(兼任):峯田 貴 准教授(兼任):佐川貢一 助教(兼任):村上 明 助教(兼任):豊田 宏 |
この月刊ホームページでは笹川研究室で行っている研究について紹介します。
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・材料システム評価学とは
笹川研究室では材料システム評価学に関する研究を行っています。材料システムとはいろいろな材料を組み合わせることにより機能を発揮するものをいい、たとえばマイクロマシンや超LSIなど最先端ナノテクノロジーによる微小なデバイスや未知なところの多いヒトの体などがそれに当たります。材料システム評価学とはそういった材料システムの機能を評価するための方法を開発する学問です。
・ヒト膝関節の接触圧力分布測定システムの開発
O脚など骨が変形すると膝関節に作用する圧力が集中し、関節症を引き起こします。圧力の集中を軽減するために骨切り手術による変形の矯正が行われます。非常に薄くて柔らかいセンサを関節の中に挿入し、圧力分布を測定することにより、手術法の力学的評価を行います。一例として膝のお皿の裏側に作用した圧力分布を示します。
・小関節等への適用を目指した高分解能圧力測定システムの開発

人の指などの小さな関節内の接触圧力測定を行うためのシステムの開発を行っています。薄くて柔らかいだけでなく、現在測定点の間隔が90μmの世界で最も高分解能な生体用の接触圧力センサの開発に成功しています。センサを硬貨に押し付けると硬貨の模様がしっかりとわかります。
・医療用弾性ストッキングと下肢間の接触圧力測定システムの開発

リンパ浮腫はリンパ流の障害により足にむくみが生じる病気であり、医療用の弾性ストッキングを着用することによりむくみを抑えるという治療がなされます。ストッキングと下肢間の詳細な圧力分布を測定し、この治療を効果的に行うための圧迫方法を検討しています。
・嚥下接触圧力測定システムの開発

食べ物を口に入れ胃に至るまでの一連の過程のことを嚥下と言い、この過程が阻害されることを嚥下障害といいます。嚥下障害のメカニズムを解明するため、嚥下時における接触圧力測定システムを開発しています。センサを鼻から喉に挿入し、飲み込んだときの喉の中の接触圧力分布の変化を測定します。
・チェアスキーシートと臀部間の接触圧力の無線測定システムの開発

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一般の障害者が用いるチェアスキーのシートはソケット状になっており、汎用であるため適合性はよくありません。そのため障害者が長時間使用すると重度の圧力が臀部に作用し、褥瘡(床ずれ)が発症する恐れがあります。滑降中のシートと臀部間の圧力分布を無線により測定し、褥瘡防止のためのケアについて検討しています。
・血管とステント間の接触圧力分布測定システムの開発

ステントは血管閉塞治療のために血管内に挿入して用いられる医療器具です。ステントにより血管は内側から押し広げられます。ステントと血管の間の接触圧力分布を測定することにより、効果的な血管閉塞治療のためのステント形状を検討しています。
・高齢者のすり足歩行モニターシステムの開発

高齢者に多いすり足歩行は万歩計で計測するのが困難です。そこでスリッパに圧力センサを設置し、無線でパソコンにデータを送ることにより高齢者のすり足歩行をモニターするシステムを開発しています。
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制作 笹川研究室(横山・大里)